【塑性】　 そせい

力を加えて生じた材料の変形が、外力を取り除いても完全には元の状態に戻らない物質の性質の事。



【塑性加工】　 そせいかこう

材料に大きな力を加えて変形させた際に、変形特性である塑性を生かし目的とする形状に加工する事。　塑性加工の種類には、鍛造加工、金属プレス、圧延加工、押出加工、伸線加工、引き抜き加工、絞り加工、転造加工、せん断加工などがある。　塑性加工は材料の無駄が少なく、加工速度が速い為一般的にコスト面で切削加工より優れているが反面、製品の寸法精度においては切削加工の方が優れている。



【塑性変形】　 そせいへんけい

材料に外力を加えて行くと材料は変形して行き、弾性限度を超えると荷重を取り除いても元の状態に戻らない変形の事をいう。